なぜ、国際結婚の離婚率は高いのか?

2018年9月25日


日本では、昭和40年代頃まで、10万組に満たなかった離婚件数ですが、平成28年では22万組と2倍以上の増加傾向にあり、「離婚」における壁は、以前に比べると低くなっていると思います。
その中で、一般的認識として、「国際結婚」は大変で、離婚する割合が高いと言われています。

国際結婚の離婚率はどれくらい?


平成21年の厚生労働省データを紹介します。
離婚総数約25万件、うち夫婦の一方が外国人の離婚数は約1万9千件。
全体の7.6%が国際結婚の離婚率となります。国際結婚婚姻率は横ばいの中、離婚率は増加しています。

こう見ると、国際結婚における離婚率が高くなっている傾向にはあるようですね。

離婚理由は何だろう?


国際結婚をして、離婚をすると、大抵の場合、「やっぱり」と言われます。
イメージとしては、「言葉の問題」「文化、習慣の違い」が挙げられます。

「文化・習慣の問題」では、お互いの先入観によるものが大きいのではないでしょうか。
例えば「日本人はこうである、こうあるべき」、「外国人はこうである、こうあるべき」という思い込みが、大きければ大きいほど、そうではなかった時のギャップが大きく、その相違を埋められず離婚に至ってしまう。

また、「言葉の問題」では、日本人同士でも相手の言っていることを理解するためには、語彙力はもちろんですが、相手のことを理解し、相手も自分のことを理解していなければ、誤解が生じます。ですから、、日常生活に支障はないものの、込み入った話題の時には、伝えたいことが、ちょっとした言い回しだったり、言い方だったりで、意味合いが変わってきてしまいますし、相手の受ける印象は変わってきます。日本人同士以上に誤解が生じるとややこしくなり、結果離婚に至ってしまうのではないでしょうか。

確かに、イメージ通りの問題もあるでしょう。しかし、掘り下げてみるとそれだけではないようです。
住んでいる国だったり、周りの環境もあるでしょう。子供が生まれれば、子供をも巻き込んだいろいろな「相違」があるでしょう。日本人同士の結婚でも、国際結婚でも、当事者にしかわからない原因があるでしょう。
しかし、どのケースでも、お互いにお互いが十分に理解する、理解する努力をし、寄り添っていけなければ、婚姻関係を続けることは難しく、別々の人生を歩んでいく選択をすることになるのではないでしょうか。

個人的意見としては、日本人同士でも国際結婚でも、根底にあるのは「個人」ではないでしょうか。

国際結婚

Posted by norima